観察すると発見する面白さ 2
あまりにも男が可哀想だというので、種蒔き作業が終わったあとでも、ずうっと家に置いて衣食住の面倒は見てあげる代わりに、1日中外へ行って餌を集めていらっしゃい。
これが営巣の実体です。
メスとすれば、子供さえいなくて、子育ての負担さえなければ、わざわざ余分な家事(オスの面倒)まで負担して、オスに餌集めを頼まなくてもよい。
自分1人の生活なら自分だけで充分にまにあいます。
こう考えてくると、子供たちがそれぞれ成人して家を出て行き、夫が定年退職して餌運びをしなくなり、またそれほどの餌も必要なくなったとなれば、メスとしてはオスの面倒をみる理由がなくなり、一方、オスのほうの手数がますますかかるようになると、メスのほうで逃げて行きたくなる気持ちもわかる。